【べらぼう】花の井のモデルは伝説の花魁?蔦重とこれからどうなる?

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大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』で、若手人気女優の小芝風花さん演じる、江戸時代の遊郭・吉原を代表する花魁・花の井。

その花の井にモデルはいるのかどうか、大変気になるところです。

「清純派」「かわいい」「彼女やお嫁さんにしたい」というこれまでのイメージを打ち破った小芝風花さん。

妖艶な美貌とあでやかな佇まい、そして「~ありんす」という廓言葉がとても印象的です。

幼い頃から遊郭で一緒という、横浜流星さん演じる主人公・蔦屋重三郎との仲も気になるところ。

この記事では、以下のことについて、詳しくご紹介します。

•「花の井」のモデルになったのは伝説の花魁?
•幼馴染である蔦重とはこれからどうなる?
•「伝説の花魁」花の井を演じる女優の想い

【べらぼう】花の井のモデルは伝説の花魁

大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』で、小芝風花さんが演じる「花の井」にはモデルとなった実在の人物がいます

「花の井」は、江戸時代中期に実在した、江戸郊外の遊郭・吉原で屈指の名妓(めいぎ)と言われた伝説の花魁です。

史実として残されている「花の井」の記録は、吉原の遊郭・松葉屋の看板遊女であったこと。

天性の美貌に加えて、上級武士や一流商人の相手も務めるほど教養があり、様々な芸事にも優れていたようです。

そのため、吉原の老舗妓楼・松葉屋で代々受け継がれてきた名跡「瀬川」を名乗ることになりました。

「五代目瀬川」として名実ともに花魁のトップとして、江戸中でその名を知らぬ人はいない存在となっていきました。

幼馴染である蔦重とはこれからどうなる?

『べらぼう』では、主人公・蔦屋重三郎と幼馴染という設定になっていますが、歴史的な史料としてそういう事実は残っていません

ただ、同世代の若い男女であったことは確かです。

江戸時代中期の遊郭を舞台に「メディア王」と「花魁のトップスター」という組み合わせは、いろいろと想像力をかきたてられるところです。

史実としては、1775年(安永4年)に盲目の高利貸し・鳥山検校(とりやま けんぎょう)に見初められて驚くほどの大金で身請けされたようです。

大河ドラマでは市原隼人さんが演じることになっていますね。

現在に換算すると約1億4000万円で身請けされ、当時江戸では大変な話題になったようです。

ところが、その3年後に鳥山検校が江戸幕府に全財産を没収されて、江戸から追放となります。

それ以降「花の井/五代目瀬川」がどうなったのか、はっきりとはわかっていません。

「武士の妻になった」「大工と所帯を持った」などいろいろな説がありますが、

史実が明確ではない、ということは「大河ドラマでは、幼馴染の蔦重と一緒になる」というストーリー展開も可能性ゼロではないかもしれませんね。

「伝説の花魁」花の井を演じる女優の想い

NHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』で「伝説の花魁」花の井を演じる小芝風花さん。

雑誌のインタビューで、花の井と蔦重について以下のようにコメントしています。

「最初は、蔦重と男の子の兄弟のように育ってきたのかな、という印象がありました。吉原という厳しい環境で、絶対報われることがないと理解した上で、ひそかに蔦重に思いを寄せているのですが、結ばれないと分かっていながらも、『蔦重が困っていることがあったら力を貸したい』と支える強さを感じました」

引用元:Yahoo!ニュース

蔦重の魅力はどんなところですか?

「自分が思ったことに対して、ばかだなと思うぐらい真っすぐなところです。そこに全くよこしまなものがなく、ただ単純にいいものを作りたい、面白いものを作りたい、吉原を良くしたいというストレートな思いを持っているところが母性をくすぐるといいますか。花の井としても放っておけないし、支えたいと思うところなんだろうなと思います」

引用元:Yahoo!ニュース

演じる上で意識している点については、花魁として振舞っている時はゆったりと、蔦重と一緒にいる時は幼馴染の“素の感じ”が出るように意識しているそう。

花の井を「カッコいい女性」と表現した小芝風花さん。

これから花の井(五代目瀬川)がどんな人生を歩んでいくのか、応援していきたくなりますね。

花の井を演じながら蔦重を「すてきだな」を思ったシーンは?

同じく雑誌のインタビューで「特に蔦重をすてきだな思ったシーンはありますか?」と聞かれて

「『作った本が売り切れた!』と風呂敷を振って無邪気にやってくるシーンです。花の井は心配なのもあってすぐに喜べず、蔦重が『喜んでくれると思ったから一番に知らせに来たのに!』とふてくされている感じが、花の井から見たらきっとかわいいんだろうなと」

引用元:Yahoo!ニュース

素直でまっすぐなところが憎らしくもありいとおしいのでは、と花の井の立場になって、蔦重への想いを語っていました。

小芝風花さんのコメントから、蔦重を想う花の井の女心が伝わってきて、せめてドラマの中では二人に幸せになってほしいと願ってしまいますね。

まとめ

大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』で、小芝風花さんが演じる「花の井」にはモデルになった実在の人物がいます。

蔦屋重三郎と幼馴染という設定になっていますが、歴史的な史料としてそういう事実は残っていません。

史実として、盲目の高利貸し・鳥山検校に見初められて大金で身請けされます。

「伝説の花魁」花の井を演じる小芝風花さんは、インタビューで花の井を「カッコいい女性」と表現しています。

小芝風花さんのコメントからも、蔦重を想う花の井の女心が伝わってきます。

ドラマの中だけでも、二人に幸せになってほしいと願ってしまいますね。

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