試合中の選手のプレーを撮影し、SNSに投稿するルールが変更になったことをご存知でしょうか?
2025年2月1日よりプロ野球撮影に対して新規制が始まりました。
これにより、ライブ配信は勿論、選手のプレーを撮影してSNSへ投稿することは全面的に禁止になったのです。
今年から、現地のリアルな映像を見られなくなると、SNSユーザー達はとても落胆しています。
なぜ禁止になったのでしょう?
禁止となる内容も気になりますね。
この記事では、以下のことについてご紹介していきます。
•プロ野球撮影SNS投稿禁止内容について
•プロ野球撮影SNS投稿はいつから?キャンプ中撮影の注意点は?
•プロ野球撮影SNS投稿はなぜ禁止になったのか?禁止内容や罰則は?
プロ野球撮影のSNS投稿禁止内容について
プロ野球撮影の禁止内容について5つご紹介していきます。
•インプレー中の選手の写真・動画のSNS配信が完全に禁止
•試合中のライブ配信やSNS投稿が全面的に禁止
•チアリーダーや売り子、警備員などを特定の人物を強調した撮影行為が禁止
•他人の身体の一部や身分証等を拡大・強調する撮影が禁止
•大型カメラや三脚の使用、フラッシュ撮影が禁止
規制が細かく決められていますね。
球場で撮影したプレー動画など配信禁止 プロ野球で来年2月から、違反者は入場禁止もhttps://t.co/AYwZqZcdkQ
— 産経ニュース (@Sankei_news) September 2, 2024
例外としてマスコットやベンチ内の様子の動画で、140秒以内のものなどを試合後に配信・送信することは認める。
ただ、意外かもしれませんが試合中の撮影自体は禁止にはなっていません。
試合の様子を撮影して、家族や友人など個人的に楽しむことについては規制されていません。
また、例外としてベンチ内の様子など140秒以内の動画を試合後に配信することは大丈夫そうですね。
『試合中の撮影したものをSNSへの投稿禁止』と『悪質な撮影行為の防止』ということでしょうか。
![](https://aozora4553.com/wp-content/uploads/2024/11/tokka-150x150.jpg)
これからは、球場での試合観戦が今まで以上に大切に思えますね。
プロ野球撮影禁止いつから?
プロ野球撮影禁止は2025年2月1日より新規制が施行されます。
2月1日からですと、現在全球団キャンプ中ですよね。
キャンプ中の撮影についての注意点はあるのでしょうか?
キャンプ期間中の撮影に関して
現時点で、キャンプ期間中の撮影に関する特別な制限は発表されていません。
したがって、キャンプの様子を撮影することは基本的に許可されていると考えられます。
紅白戦の撮影についても、公式戦ではないため、現時点では撮影が許可されている可能性が高いです。
ただし、球団や施設ごとに独自のルールがあるかもしれませんので、現地で確認することをお勧めします。
基本にはなりますが、キャンプや紅白戦の撮影を行う場合でも、「他人の身体の一部や身分証(ID)等を拡大・強調するような撮影行為」は禁止されています。
選手や関係者のプライバシーを尊重することが重要ですね。
プロ野球撮影はなぜ禁止になったの?5つの理由
プロ野球撮影はなぜ禁止になったのでしょうか?
5つの理由をご紹介していきます。
•人格権と平穏観戦権の保護
他の観客や選手のプライバシーを守り、全ての観客が快適に試合を楽しめる環境を確保するため。
•悪質な撮影行為の防止
売り子や警備員を強調して撮影するなど、不適切な撮影行為が増加していたため。
•個人情報の保護
SNSの普及により、選手や観客の個人情報が簡単に拡散される危険性が高まったため。
•著作権と放映権の保護
インプレー中の選手の写真・動画配信を禁止することで、NPBと放送局の権利を守るため。
•セクシュアリティへの配慮
チアガールなど、特定の人物に対する不適切な撮影や配信を防ぐため。
無断で試合映像をSNSや動画配信サイトに投稿する人が増加したことが大きな理由のようですね。
今まで明確な基準がなかったので、広告収入を得る目的に試合を撮影しSNSへ投稿する人が増えました。
2024年に「誹謗中傷」の問題で業界として注目されたことがありました。
日本プロ野球選手会から明確に選手・監督・コーチ個人に対する誹謗中傷への発信者情報開示命令申し立てを行ったのです。
NPBがコンテンツ保護の必要性を強く認識した結果、ジャッジを下したものと思われます。
プロ野球撮影の罰則は?
罰則については、明確な情報が提供されていません。
ただし、違反した場合は退場や今後の入場禁止などの措置が取られる可能性があります。
具体的な罰則については、各球場や状況に応じて判断される可能性が高いです。
まとめ
2025年2月1日より試合中選手のプレーの撮影やライブ配信などの、SNSへの投稿が全面的に禁止になりました。
無断で試合映像をSNSや動画配信サイトに投稿する人が増加し、コンテンツ保護の必要性が高まったからといわれています。
選手や観客のプライバシー保護、売り子やチアリーダーの姿を無断で撮影・投稿する行為が問題視されていました。
罰則については、明確な情報は提供されていませんが、違反した場合は退場や今後の入場禁止などの措置が取られる可能性があります。
ただし、例外としてマスコットやベンチ内の様子を撮影した動画であれば、試合終了後に140秒以内の長さで投稿することはOK。個人的な楽しみのための撮影も許可されているようです。
ファンは新ルールを理解しながら野球観戦を楽しみたいですね。
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