デトロイト・タイガースを自由契約になり、その去就が注目されていたマエケンこと前田健太投手が、シカゴ・カブスとマイナー契約!
メジャー登録40人枠から外れ自由契約になっていたマエケンは、「もうメジャーは無理」「日本球界復帰なら広島?巨人?」と様々な憶測が飛び交っていました。
日本時間の5月16日シカゴ・カブスとマイナー契約を結んだことが発表。
そのカブスには鈴木誠也選手が在籍しており、広島カープ時代の同僚と10年ぶりのチームメイトになったことに、広島ファンは盛り上がっています。
またカブスには「投げる哲学者」といわれる今永昇太投手も在籍しており、「先発陣に厚みが出る」「好リリーフで今永を救う」と早くも期待の声があがっています。
この記事では、マエケンと鈴木誠也の10年ぶり共闘は見れるのか、好リリーフで今永昇太投手を救えるかを予想してみます。
マエケンと鈴木誠也の10年ぶり共闘は見れる?
マエケンこと前田健太投手と鈴木誠也選手の共闘が見られる可能性は十分にあると思われます。
現在シカゴ・カブスでは、2022年シーズンから鈴木誠也選手が打線の中軸として活躍中。
2人は2013年から2015年までの3年間、広島東洋カープで一緒にプレーしており、当時から前田健太投手は「エース」として、鈴木誠也選手は「主砲」として活躍していました。
10年ぶりに同じグランドに立つ2人を早く見たいですね。
マエケンが鈴木誠也と10年ぶりに共闘するには?
マエケンが鈴木誠也選手と10年ぶりに共闘するには、メジャーに上がらなければなりません。
今回、前田健太投手は、シカゴ・カブスとメジャーとしての契約ではありません。
カブス傘下の3Aアイオワに所属して、登板・調整を重ねてメジャー昇格を目指すことになります。
まだ契約したばかりですが、さっそくチームに合流して、日本時間の5月18日に行われる3Aの試合に登板予定となっています。
もし、マエケンガマイナーで好結果を残してメジャー昇格となった場合、4年連続2桁本塁打を記録した鈴木誠也選手とともに10年ぶりの共闘が実現することができるでしょう。
前田健太投手も5月16日、自身のInstagramで「メジャーに上がれるように必死に頑張っていきます」と投稿しています。
マエケン・鈴木誠也・今永昇太のMLBの活躍
マエケン・鈴木誠也選手・今永昇太投手のMLBの活躍は日本人としてうれしいニュースです。
現在、37歳の前田健太投手と、30歳の鈴木誠也選手、31歳の今永昇太投手。
マエケン・鈴木誠也選手・今永昇太投手のMLBでの活躍をそれぞれみていきましょう。
前田健太のMLBの活躍
前田健太投手は、MLBでもローテーションピッチャーとして活躍し通算68勝の実績を残しています。
2016年にポスティングシステムでロサンゼルス・ドジャースと契約。
ドジャース時代は主に先発ピッチャーとして登板4年間で47勝35敗、防御率3.87と安定した成績を残しています。
ポストシーズンでは中継ぎとして起用されて、2度のワールドシリーズ進出に大きく貢献しました。
MLB通算38勝、日米通算165勝の大投手は200勝まであと35勝となっており、「日本に戻って日米通算200勝を目指すのでは?」と噂されました。
鈴木誠也のMLBの活躍
鈴木誠也選手はメジャー1年目から規定打席に到達し、現在中軸バッターとしてカブスで活躍中です。
メジャー1年目の成績は、打率.285、20本塁打、OPS.842を記録。
2023年には、日本人右打者として初めて20本塁打を達成しました。
また、2025年は開幕してから、敵地でのパイレーツ戦で、今季2度目となる2打席連続ホームランを放ち高いパフォーマンスを発揮。
5月の時点でナショナルリーグの打点王を争う活躍をみせています。
今永昇太のMLBの活躍
今永昇太投手は、メジャー1年目から先発ローテーションをシーズンを通して守り抜き、3月4月は月間最優秀新人にも選ばれる活躍をしました。
メジャー1年目にオールスターにも選ばれました。
そして2025年はMLBとしては初めての、開幕戦日本人ピッチャーとして登板。
4回ノーヒットの好投をみせました。
シカゴ・カブスとは?
アメリカン・リーグ中地区のシカゴ・カブスは1871年に創設、約150年の歴史を誇る名門チーム。
2025年3月、日本で開催されたMLBの開幕シリーズで、ドジャースと対戦したことで日本でも身近な存在となりました。
“名門チーム”と表現しましたが、ニューヨーク・ヤンキースやロサンゼルス・ドジャースのように、ワールドチャンピオンに何度も輝く常勝チームではありません。
熱狂的なファンが球場に駆けつけて盛り上がるけど、なかなか勝ちきれない「愛すべきダメっぷり」の人気チームといえます。
あのスピルバーグが優勝予言?
あのスピルバーグ監督の映画『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2』にカブスがワールドシリーズ優勝するシーンが描かれており、予言では?と話題になりました。
1908年にワールドチャンピオンになって以来ずーっと頂点から遠ざかっていたカブス。
1989年公開の映画『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2』では、1985年から2015年にタイムスリップした主人公が、カブスがワールドシリーズ優勝!というニュースに驚く、というシーンに「まさか…」と驚くシーンが描かれるほど。
映画の“予言”から遅れること1年、2016年に108年ぶりとなるワールドチャンピオンに輝いたシカゴ・カブスは「予言された通りになった!」と話題になりました。
しかしその後カブスは、なかなか上位に進出できていません。
2025年は3人の日本人選手の活躍で、ぜひワールドシリーズへ!
まとめ
デトロイト・タイガースを自由契約になり、その去就が注目されていたマエケンこと前田健太投手が、シカゴ・カブスとマイナー契約しました。
カブスには鈴木誠也選手が在籍しており、広島カープ時代の戦友と10年ぶりのチームメイトになったことに、広島ファンは盛り上がっています。
またカブスには「投げる哲学者」といわれる今永昇太投手も在籍しており、「好リリーフで今永を救う」と早くも期待の声があがっています。
3人の日本人がメジャーでの活躍が楽しみですね。
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