NPBの複数のチームからドラフト候補として注目されていた森井翔太郎選手は、日本のプロ野球を経ずにMLBのアスレチックスとマイナー契約を結び渡米しました。
現在、アスレチックス傘下のルーキーリーグ「ACL.アスレチックス」でプレーしています。
「ネクスト大谷」と言われ二刀流を目指す、森井翔太郎選手の父親・母親はどんな人なのでしょうか?
また、恵まれた体格と精神力は父親譲りともいわれています。
偏差値70超の桐朋高校からMLBへ異例の直行契約をした、森井翔太郎選手の今後の活躍が楽しみです。
この記事では以下のことについてご紹介していきます。
•森井翔太郎は父親・母親はどんな人?教育方針も!
•森井翔太郎の父親譲りの体格!
•森井翔太郎の野球選手としての経歴は?
•森井翔太郎とマイナー契約をしたアメリカの球団と契約金や現在
森井翔太郎の父親・母親はどんな人?教育方針も!
森井翔太郎選手の身体づくりや精神面、野球への取り組みなど自然に身についているその全ては、ご両親の教育方針から生まれたものです。
アスリートの父親とヨガインストラクターの母親がそれぞれの立場で、翔太郎君にとってベストの選択となるよう、自然な形で導いてきた結果といえるでしょう。
どんなご両親なのか、解説していきます。
森井翔太郎の父親はどんな人?
森井翔太郎の父親、森井志郎さんは、2025年現在52歳と思われ、関西学院大学時代にアメリカンフットボール部で活躍した元アスリートです。
現在は、大手電機メーカーに勤める会社員の可能性が高いです。
森井翔太郎の父親の教育方針
父親・志郎さんは、「身体を動かす外遊びやスポーツが子供の成長に必要だ」という教育方針を貫いてきました。
アスリートであったお父さんは、家庭にゲーム機を置かずに、森井翔太郎選手の幼少時にはゲーム機を与えなかったそうです。
これは単なる制限ではなく、家の外で身体を動かす楽しさに自ら気づき、強制ではなく自然にスポーツに興味をもってもらう上で必要だ、と判断したのでしょう。
また、子どもにとって親と一緒に楽しむことが大切だと思い

一緒にメジャーリーグの中継を観たり、子供がスポーツに興味をもつ環境づくりに努めていました。
強制ではなく、遊びの中で野球を学び・楽しむ経験が、自然と野球が好きになる要因のようですね。
森井翔太郎の母親はどんな人?
森井翔太郎選手の母親は、森井純子さんは2025年現在49歳とおもわれ、プロのヨガインストラクターとして活躍しています。
森井翔太郎選手が中学3年生の時、ヨガインストラクターの資格を取ったそうです。
森井翔太郎の母親の教育方針
母親・順子さんの教育方針は、ヨガを取り入れ、体幹の安定性としなやかな身体を手に入れることと、森井翔太郎選手とのコミュニケーションを大切にすることです。
森井翔太郎選手は身体の柔軟性や体幹の強さが際立っていますが、それはヨガインストラクターである母親の影響です。現在アメリカで一人暮らしをしていますが、ケガの予防にもつながっています。
また、森井翔太郎選手とのコミュニケーションを大切にしており、

中学3年生時から「野球ノート」に日々の思いや将来の目標について綴って、意見を交換してきました。
この交換してきた「野球ノート」は、渡米まえには9冊目なっていたとか。
森井翔太郎選手が育ったご家庭は、人生の進路などについても親子の間でしっかりと話し合った上で結論を出す、あたたかいご家庭なのではないでしょうか。
森井翔太郎は父親譲りの体格!
森井翔太郎選手の恵まれた体格、身長183cm・体重89kgは父親譲りといわれており、父親・志郎さんは、関西学院大学のアメフト部でプレー経験がある、元アスリートです。
森井翔太郎選手が高校3年生の時、約200校が参加する体力測定では、「メディシンボール(3キロほどの重さ)投げと右肩関節の柔軟性」で全国2位になり、その時のコメントに
メディシンボール投げは、背筋が必要なんですけど、(アメフトをやっていた父の)遺伝か何かわからないんですけど、もともと強いです。
引用元:ヤキュイク
森井翔太郎選手自身も「遺伝」という言葉を使っており、お父さんに対する思いを感じますね。
森井翔太郎の父親が身体づくりのアドバイザー?
厳しい環境の中で4年間プレーしてきた父親・志郎さんは、アスリートとして身につけた身体づくりのノウハウを、森井翔太郎選手にできる限りのアドバイスをしたことでしょう。
“ファイターズ”という愛称で親しまれている関西学院大学アメリカンフットボール部は、日本一に何度も輝いている大学アメフトの強豪で、身体づくりに積極的に取り組んでいます。
関西学院大学アメリカンフットボールの身体づくりとは
•社会人リーグの選手を目標にポジションごとに必要なメニュー設定。
•腹筋・背筋・首から肩の筋肉を鍛える。坂道を走る「走りもの」メニューの組み込み。
•ケガ防止のコラーゲン・トレーニング後のプロテイン摂取、体重など徹底した食事管理など。
遺伝的要素だけではなく、身体づくりのノウハウと精神力の重要性を知っている父親・志郎さんは、翔太郎君のアスリートとしての成長を見守ってきたと思われます。
森井翔太郎の恵まれた体格は両親のおかげ
森井翔太郎選手の恵まれた体格は、遺伝的な意味でも、生活習慣など後天的な意味でも、ご両親のおかげといえます。
•ウエイトトレーニングはしていない。
腕立てや腹筋など「自重を使ったトレーニングしかやっていない」と、明言しています。
•ヨガとメディシンボールを組み合わせたトレーニング。
体幹を意識した柔軟性、パワーなどバランスよく鍛える。
元アスリートの父親と、ヨガインストラクターの母親のアドバイスの元、森井翔太郎選手の体はつくられたのでしょう。
「遠くから見ても森井翔太郎だとわかる」といわれる、しなやかでなめらかな動きの投球フォームは、恵まれた体格、そして柔軟性を養う日々の習慣から生まれたのですね。
森井翔太郎の野球選手としての経歴は?
私立の桐朋学園小学校時代
1年生…………軟式チームで少年野球を始める。
2年生の秋…… 硬式野球の武蔵府中リトルでプレー。
4年・5年生… リトルリーグの全国大会に外野手として出場。
6年生………… 再び軟式チームでプレー。
西武ジュニアに選出NPB12球団のジュニアチームが揃う全国大会で準優勝。
練馬北シニア、桐朋学園中学野球部を経て桐朋高校に入学しました。
高校時代は甲子園出場こそかないませんでしたが、身体も大きくなり、1年生の夏から三塁手として試合に出場。
ピッチャーとして最速153km、左打席から高校通算45本のホームランを放ち、投打の二刀流のドラフト候補として注目を集めていました。
森井翔太郎の破格といわれた契約金は?
1月14日、アメリカのメジャーリーグ、アスレチックスとマイナー契約を結んだ森井翔太郎選手。
アメリカの9球団が将来性豊かな森井翔太郎選手の争奪戦を繰り広げていましたが、アスレチックスと150万ドル(約2億3300万円)で契約となりました。
日本プロ野球では、ドラフト1位指名される有望新人でも契約金の上限は1億5000万円。
当時「ドラ1を超えた!」と話題になりました。
森井翔太郎の現在は?
現在、アスレチックス傘下のルーキーリーグ「ACL.アスレチックス」でプレーしている森井翔太郎選手の、最近の試合成績です。
•5月 6日(日本時間)……3番DHとして出場。公式戦初ヒット・初タイムリーを記録し、4打数2安打4打点の大活躍!
•5月11日(日本時間)……3番DHとして出場。5試合連続のヒットを打ち、リーグトップとなる8打点をマーク!
6試合で打率.316、打点8、盗塁1の好成績。
チームが所属するルーキーリーグはメジャーリーグの4段階下。
「ルーキーリーグ→1A→2A→3A→メジャー」
とまだ先は長いのですが18歳の新人としては素晴らしいスタートといえるのではないでしょうか。
まとめ
日本のプロ野球を経ずにMLBのアスレチックスとマイナー契約を結び渡米した森井翔太郎選手は現在、アスレチックス傘下のルーキーリーグ「ACL.アスレチックス」でプレーしています。
森井翔太郎選手の父親・志郎さんは、関西学院大学アメフト部の元アスリートで、現在は大手電機メーカーに勤める会社員、母親・純子さんはヨガインストラクターをされています。
アスリートだった父親の「身体を動かす外遊びやスポーツが子供の成長に必要」という教育方針。
そして、母親の「ヨガを取り入れて体幹の安定性としなやかな身体を手に入れる」という教え。
ご両親は親子のコミュニケーションを大切に、それぞれの立場で翔太郎君をサポートしています。
5月 6日、3番DHとして出場し、公式戦初ヒット・初タイムリーを記録し、4打数2安打4打点の大活躍。
日本のプロ野球を経験しない選手としては破格の契約となり、アメリカでは無名の18歳がメジャーリーグを目指す挑戦が始まっています。
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