2025年1月23日、『私、中居正広は本日をもって芸能活動を引退いたします』で始まる、引退声明文が突如公表され、日本中に激震が走りました。
その引退声明文の末尾が「さようなら…」で締めくくられていました。
その「…」三点リーダーが付けられたていることに、X上で「なぜ三点リーダーだったのか」「なんの意思があるのか」とこんな声があがりました。
中居正広さんが、どのような気持ちで「…」を使用したのか、本人でしかわかりませんが、
この記事では、三点リーダーの意味などについて詳しく解説していきます。
•三点リーダーを使用するとき
•三点リーダー症候群の心理
•三点リーダーを使う人はユーモアセンスがある?
三点リーダーを使用するとき
三点リーダーを使用するときは、文章で余韻を持たせたい時、その後の文を省略したいときなどに多く用いられます。
三点リーダーの感情推定手法としては、次のようなものがあります。
- 文末を省略せずに余韻を残すもの
- 文末を省略して相手に自分の感情を推測させるもの
- 行動を表すもの
三点リーダー症候群の心理5つ
三点リーダー症候群の心理を5つご紹介していきます。
1→曖昧さを表現したい心理
言いたいことを敢えて曖昧にし、相手に深読みさせたい場合に使用します。
2→言葉の省略や簡潔さを求める心理
言葉を省略して簡潔に伝えたい時に三点リーダーを活用します。
3→察してほしい心理
本当は伝えたい思いがあるが、直接的に表現できない場合に使用します。
4→否定や断りを和らげる心理
はっきりと否定や断りを表現できない時、婉曲的に意思を伝えるために使います。
5→判断を相手に委ねたい心理
断言しづらい場面や自信がない場合に、最後の決断を相手に委ねるために使用します。
中居正広さんはよく「三点リーダー」使うことで知られています。
思い出すのが、2016年8月SMAP解散発表の時の文章ですね。
『このような結果に至ったことをお許しください。申し訳…ありませんでした…』
この時と今回、どのような意味があるのでしょうか。
三点リーダーを使う人はユーモアセンスがある?
三点リーダーを使う人の心理とユーモアセンスには密接な関係があります。
ここでは5つご紹介していきます。
1→言外の意味を匂わせる
直接的に言葉にしなくても、含みのある表現ができます。これにより、読み手や聞き手の想像力を刺激し、ユーモアを感じさせることができます。
2→間(ま)の演出
「沈黙」や「間」を表現できます。コメディにおいて、タイミングは非常に重要です。適切な場所に使うことで、絶妙な間を作り出し、ユーモアを引き立てることができます。
3→余韻の創出
文章に余韻を持たせることで、読み手に期待感や興味を抱かせます。これにより、ジョークやユーモラスな展開への期待を高めることができます。
4→省略による想像力の喚起
文章を省略することで、読み手の想像力を刺激します。この想像力の働きが、ユーモアを感じる要因となります。
5→意外性の演出
通常の文章表現とは異なる三点リーダーの使用自体が、意外性を生み出します。この意外性が、ユーモアのセンスを感じさせる一因となります。
三点リーダーを効果的に使用することで、直接的な表現では伝えきれない微妙なニュアンスや含みを持たせることができます。
これにより、読み手や聞き手の想像力を刺激し、ユーモアを感じさせる余地を生み出すのです。
ただし、過度な使用や不適切な場面での使用は逆効果になる可能性があるため、状況に応じた適切な使用が重要です。
まとめ
2025年1月23日、『私、中居正広は本日をもって芸能活動を引退いたします』で始まる、引退声明文が突如公表されました。
その引退声明文の末尾が「さようなら…」で締めくくられおり、三点リーダー症候群では?といわれています。
X上で「なぜ三点リーダーだったのか」「なんの意思があるのか」と声があがりましたが、真意は本人でしかわかりません。
どのような意図があったのかわかりませんが、中居正広さんの「三点リーダー」を目にする日は、また来るのでしょうか?
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