佐々木朗希はコミュ障?人見知りなの?投手スケールは大谷以上?

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大船渡高校時代163㎞を記録、ドラフト1位で千葉ロッテマリーンズに入団した佐々木朗希投手。

史上最年少20歳で完全試合を達成するなど、常識を超える活躍で「令和の怪物」と呼ばれました。

2025年MLBに挑戦し、ロサンゼルスドジャースで先発ローテーションを担う活躍が期待されましたが、5月に右肩の故障で負傷者リスト入りとなり、現在復帰に向けて調整中となっています。

この時の「右肩異変を首脳陣に報告しなかった」や「試合中の態度や表情」が話題になりました。

佐々木朗希投手は「令和の怪物」と言われる実力で注目を集める一方、「コミュ障」「人見知り」といったSNS上の声もありますが実際はどうなのでしょうか。

この記事では、佐々木朗希投手の「コミュ障・人見知り・メンタル弱い」についてや、ピッチャーのスケールは大谷翔平以上?についても詳しく検証します。

佐々木朗希はコミュ障?

佐々木朗希投手は「コミュ障」なのか?とネット上でいわれていますが、若者の間で使用される「コミュ障」という語感、概念に当てはまるとは言えないようです。

佐々木朗希投手の性格は、「警戒心が強く、内気でデリケート」といわれていますが、コミュニケーションを取るのが大の苦手というわけではありません。

尊敬するイチロー氏を見習い積極的にコミュニケーションを取る努力をしているともいわれています。

実際MLBのロッカールームでは通訳なしでチームメイトと積極的に談笑しているようです。

佐々木朗希投手自らが直接思いを発信する機会が少ないので「シャイでコミュニケーション下手」という印象につながっているとおもわれます。

「コミュ障」で右肩の違和感を報告しなかった?

佐々木朗希投手が「右肩の違和感を首脳陣に報告しなかった」というのが「コミュ障だから?」とSNS上では話題になっていますが、ロバーツ監督の認識は違うようです。

日本のファンの間では、「朗希が右肩の違和感を首脳陣に報告せず→その結果負傷者リスト入りとなって→ロバーツ監督が怒っている!」というニュアンスで受け取った方が多いようです。

ロバーツ監督が「(もっと前に)言ってほしかった」の報道が良くない印象を強めましたが、続きには

「彼には競争心があり、チームメイトを助けたかったんだと思う。投球に苦しんだが、我々が投げてほしかったら、彼は投げようとした。」

「一方で何かいってくれれば良かったのにとも思うけど……。そうすれば彼を守れたので。ただ朗希の気持ちは理解している」

佐々木朗希は人見知り?

佐々木朗希投手と接する関係者やチームメイトは「朗希は人見知り」という認識の人が多いようですが、直接本人が自分のことを「人見知り」と語っているわけではないようです。

ただ、佐々木朗希投手が「人見知り」ではないか、というエピソードはいくつか見受けられます。

•周囲が騒いでいる集団の中にいても、少し離れた場所にいる。
•メディアの前で饒舌にコメントをするケースはない。
•初対面や慣れていない人に対しては慎重な対応をする。
•プライベートな話題をあまり明かさず、必要以上に自分をアピールしない。

佐々木朗希選手は、表立った場所での発信や行動は「控えめ」で、打ち解けあえた仲間の前では自由にコミュニケーションも自然にとれる性格、といったところでしょうか。

人見知りの要因「3・11」「県予選決勝」

佐々木朗希投手が人見知りと言われる要因には、これまで歩んできた過程のエピソードにあり「3・11」と「県予選決勝」が影響していることも否定できません。

「3・11」
2011年(平成23年)東日本大震災で父親と祖父母を失う。当時朗希少年は小学3年生。父親から教えてもらって野球を始めたため、大きな喪失感があったことは想像できますね。

「県予選決勝」
高校3年時の県予選決勝、監督が将来を案じて登板も出場もさせず、結果は大敗で甲子園出場を逃す。その後学校に抗議の電話が殺到。社会問題となり、賛否両論さまざまな意見が飛び交う。

このことがきっかけで「マスコミ嫌い」になったともいわれています。

佐々木朗希はメンタルが弱い?

佐々木朗希投手はメンタルが弱いのでは?という意見も多く聞かれますがこれに関しては「YES」と「NO」に分かれるようです。

メンタルが弱い

•2023年のWBC準決勝、メキシコ戦に先発して先制3ランを打たれベンチ裏で涙を流したシーン。

•メジャーで先発登板した際、序盤でマウンドから下りてすぐにベンチ裏に引っ込んでしまい、ロバーツ監督に促されてベンチ内に戻ると目を真っ赤にしている映像が流れたシーン。

メンタルが強い

•幼少期に震災で父・祖父母を亡くしたが、屈することなく野球を続け「令和の怪物」と言われる選手に成長。強靭なメンタルででなければ、プロ野球選手、MLB挑戦は出来ない。

•50人程が見ているBPで投球した佐々木朗希投手のメンタルの強さに脱帽した、という報道も。

周囲からキビしい声もある中、メンタルが強くなければMLB挑戦を貫き通すことは出来なかったかもしれませんね。

佐々木朗希と大谷翔平

佐々木朗希投手と、大谷翔平選手は同じ岩手県出身ということもあり、比較されることが多いです。

大谷翔平選手は、常に「陽」のイメージをまといオープンな印象を与えるのと比較すると、佐々木朗希投手は、東北=寡黙でシャイ、という昔からの東北人気質が感じられます。

たしかに、大谷翔平選手が見せてくれるどんな試合でも平常心でプレーするスタイルと比較すると、佐々木朗希投手の表情や態度に不安を感じる方はいるかもしれません。

しかし、ドジャースが「将来的な投資」と見ているように佐々木朗希投手は、今年24歳で、まだまだこれから経験を積み重ねて肉体的にも精神的にも成長が期待される世代です。

日本では、大卒2年目と同じ学年となる若手選手ですね!

佐々木朗希は大谷翔平以上の評価?

佐々木朗希投手はピッチャーとしてのスケールは大谷翔平選手以上という評価もあります。

•2022年シーズン佐々木朗希投手は全投球のうち34.5%が160㎞超え、大谷翔平選手は12.6%

•佐々木朗希投手の直球平均球速は158.3㎞。NPB平均146.1㎞・MLB平均151.0㎞を上回る

•先発投手でありながら、短いイニングを投げるリリーフ投手並みの出力でピッチング

2026年には第6回WBCも控えており、侍ジャパンの先発陣として頑張ってもらわなければなりません。

ロバーツ監督やLA市民、そして日本のファンを安心させるために、佐々木朗希投手の早期復帰、メジャーの強打者を圧倒する投球に期待が高まります。

まとめ

「令和の怪物」と呼ばれた佐々木朗希投手は、2025年MLBに挑戦しています。

ドジャースで先発を期待されましたが、5月に右肩を故障し現在復帰に向けて調整中となっています。

この時の「右肩の違和感を首脳陣に報告しなかった」というのが「コミュ障なの?」とSNS上で話題になりましたが、語感・概念の観点や周りの評価からも「コミュ障」とは違うようです。

佐々木朗希投手の元々の性格「警戒心が強く、内気でデリケート」に「3・11」や「県予選決勝」の出来事もプラスされてマイナスのイメージとなっているのかもしれません。

ピッチャーとしてのスケールは大谷翔平選手以上という評価もある佐々木朗希投手。

2026年のWBCも控え、24歳の若者の飛躍に期待しながら声援を送りましょう。

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