【べらぼう】寺田心は何役？暴れん坊将軍の孫？演技下手など評価も！

大河ドラマ『べらぼう～蔦重栄華乃夢噺～』で、寺田心くんが演じる田安賢丸（たやす・まさまる）。

聡明ですが生真面目すぎて融通が利かない。

お金に関して黒い噂がたえない時の老中・田沼意次（渡辺謙さん）とはそりが合わないようです。

今後の展開において蔦重の事業にも大きな影響を及ぼす重要人物のため、どう描かれていくのか気になるところ。

また、寺田心くんの演技に対して「計算ずくの演技」と評価される一方で「演技下手」との評価も。

この記事では、以下のことについてご紹介していきます。

【べらぼう】寺田心は何役なの？

『べらぼう』で寺田心くん演じる田安賢丸は、後の老中・松平定信です。

6月の京都ロケにて🎬
田安賢丸を演じる #寺田心 さんの扮装姿をお届け！
16歳になった心さん、幼少期より聡明だった賢丸を凛々しく演じます。

リラックスした表情はゆかりの地・福島局Xで公開👉 @nhk_fukushima

放送まであと【96日】#大河べらぼう pic.twitter.com/Ymn8qq4GfK

— 大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」日曜夜8時 (@berabou_nhk) October 1, 2024

松平健さんのはまり役だった『暴れん坊将軍』の8代将軍・徳川吉宗の孫にあたる実在の人物です。

寺田心くんはマツケンサンバの孫ということになるのですね……。

蔦重は1750年生まれで、定信は9歳下。

演じる横浜流星さんと寺田心くんは12歳差ですので、ドラマ的にはまあ違和感のない設定と言えるでしょう。

【べらぼう】田安賢丸 後の老中・松平定信とは

寺田心くんが演じる田安賢丸は、田安家の抵抗も空しく、10代将軍・家治（真島秀和さん）の命令という形で福島の白河藩へ養子に。

1783年（天明3年）に24歳で白河藩主となった松平定信。

いわゆる「天明の大飢饉」で混乱する白河藩の情勢に対して、知恵を絞って対応します。

飢饉という非常時にとった対策は江戸にも伝わり、1786年（天明6年）に徳川家治が亡くなったことをきっかけに田沼意次が失脚した後、松平定信は老中として江戸本丸へ登場となりました。

老中・松平定信は蔦重の天敵に？

中学や高校の歴史の教科書にも載っている「寛政の改革」を覚えている方も多いのではないでしょうか？

お金が流通して文化の華が開いた「田沼時代」とは一変。

老中・松平定信が行った政策は、おじいちゃんである暴れん坊将軍・吉宗の「享保の改革」に習い、

質素・倹約・勤勉。

江戸幕府の財政を立て直すための施策でしたが、蔦重や吉原のようなエンタメ系の人々にとっては大変キビしい状況となっていきます。

寛政の改革は成功？失敗？松平定信はどうなる？

江戸っ子にとっても、遊びや文化を軽視する政策は不評で、当時の世相を風刺したこんな一句が残っています。

「白河の清きに魚も棲みかねて もとの濁りの田沼恋しき」

厳しすぎる白河（定信）の経済政策はこりごり、華やかだった田沼時代が恋しい。

この狂歌の通り、民衆の反発もあり「寛政の改革」は5年ほどでとん挫。

定信も老中から外されてしまいました。

【べらぼう】田安賢丸演じる寺田心の演技は計算ずく？下手？

【べらぼう】田安賢丸演じる寺田心の演技は計算ずく？下手？と意見がわれています。

演出・深川貴志さんなどからは、計算ずくの演技と評価される一方で、視聴者が発するSNSでは厳しい評価をされている寺田心さん。

【べらぼう】老中・松平定信を演じるのは誰？

『べらぼう』では、蔦重と老中・松平定信が真っ向から衝突する展開となっていきます。

現在16歳の俳優・寺田心くん。

子役時代の印象とはガラリと違い大人っぽくなったとはいえ、成人した老中を演じるのはさすがにムリがあります。

おそらく24歳で白河藩主になった頃から、他の俳優さんが引き継ぐことが予想されます。

頭脳明晰だが頑迷固陋、周囲の雑音をはねのけてキビしい財政政策を断行する。

「ガチガチにカタい」老中首座・松平定信にふさわしい俳優は？

大河ドラマでは、毎年順次追加キャストを発表する形をとっているので、今後は田安賢丸の再登場＝松平定信のキャストの発表が待たれるところです。

まとめ

『べらぼう』で、寺田心くんが演じる田安賢丸は、後の老中・松平定信。

皆さんお馴染みの『暴れん坊将軍』の8代将軍・徳川吉宗の孫にあたる実在の人物です。

老中・松平定信は、聡明だが生真面目すぎて融通が利かない。

そんな役を演じる寺田心くんの演技が、「計算ずく」「下手」と評価がわれています。

ガチガチにカタい老中首座・松平定信にふさわしい俳優は、誰になるのでしょうか。