大谷翔平選手の大活躍ですっかり日本でもおなじみとなったMLB(メジャーリーグ)。
MLBのワールドシリーズを制覇したチームに贈られるチャンピオンリングは、
ダイヤモンドなどの宝石が数百個もちりばめられて大変豪華な指輪です。
MLBの選手であれば誰もが憧れる、チャンピオンリングをもらえる人や条件が気になります。
日本人では誰がもらっているのか、値段も気になるところ。
この記事では、以下のことについてご紹介していきます。
•MLBチャンピオンリングもらえる人は?
•MLBチャンピオンリングをもらえる条件は?
•MLBチャンピオンリングの値段は?
•MLBチャンピオンリングをもらった日本人は?イチローは?
MLBチャンピオンリングもらえる人は?
MLBチャンピオンリングをもらえる人は、メジャーリーグでその年のNO.1「ワールドシリーズ」で優勝したチームの人たちです。
The Big Three Champs. pic.twitter.com/sD15j4mrAd
— Los Angeles Dodgers (@Dodgers) March 29, 2025
1.選手、監督、コーチ以下スタッフの人たち
2.シーズン中にトレードされてチームメイトになった選手
3.レギュラーシーズン中に出場したけど、ワールドシリーズではリスト落ちした選手
日本に「セ・リーグ」「パ・リーグ」があるように、
MLBにも「アメリカンリーグ」(15チーム)と「ナショナルリーグ」(15チーム)があります。
それぞれの優勝者、アメリカンリーグの優勝者 VS ナショナルリーグの優勝者が戦い、
先に4勝した方が「ワールドシリーズ」の優勝者に輝きチャンピオンリングをもらうことができます。
MLBチャンピオンリングもらえる人は実際に何人くらい?
実際にMLBチャンピオンリングもらえる人は何人くらいいるのでしょうか?
毎年ワールドシリーズを制したチームによって製作する個数は異なりますが、
基本的にはおおよそ以下の通りと考えられます。
•選手(メジャー登録)→基本的に登録40名 。
•シーズン中のトレード等も含めてプラス10名。
•監督・コーチ・スタッフ→おおよそ30名程度?
ざっくりと80名前後くらいでしょうか。
MLBチャンピオンリングの歴史は?
MLBチャンピオンリングには100年以上の歴史があります。
1903年、
ボストン・アメリカンズ(アメリカンリーグ)vsピッツバーグ・パイレーツ(ナショナルリーグ)により、MLBのワールドシリーズが初めて開催されました。
5勝3敗で、ボストン・アメリカンズがワールドシリーズ優勝者になり、
初めてチャンピオンリングを作ったチームです。
2024年のドジャースvsヤンキースは120回目のシリーズでした。
MLBチャンピオンリングをもらえる条件は?
MLBチャンピオンリングをもらえる絶対的な条件としては、その年のワールドシリーズを優勝したチームに在籍していることです。
ワールドシリーズに出場できる選手は事前の登録で、人数制限があります。
たとえシーズンでは活躍しても、ワールドシリーズでプレーできない選手もいます。
ですが、その年にメジャー登録されていれば、チャンピオンリングが与えられます。
MLBチャンピオンリングの値段は?
MLBのチャンピオンリング1個の値段は、推定価格375万円~600万円の間とされています。
チャンピオンリングは、MLB機構が製作するのではなく、ワールドシリーズ制覇した球団が独自に製作します。
そのため、同じデザインのリングは存在せず、ブランドも変わります。
大谷翔平選手、山本由伸選手が手にしたチャンピオンリングは、かなり豪華と話題になっています。
The World Series ring is here and it’s perfect. 🥹 pic.twitter.com/EhgOmi8H08
— Los Angeles Dodgers (@Dodgers) March 29, 2025
•製造は、Jostens(ジャスティンズ)社(創業125年の老舗)
《チャンピオンリング詳細》
•指輪‥‥‥‥14Kのイエローゴールド、ダイヤモンド300個以上、サファイア120個。
•LAのロゴ‥‥ダイヤモンド46個、サファイア17個。
•WORLD CHAMPIONの文字‥‥ダイヤモンド53個。
また、毎年レプリカが製作され、一般の方も購入することが可能ですが、
100個限定で、価格はレプリカで約238万円とのこと!
MLBチャンピオンリングをもらった日本人は?
MLBチャンピオンリングをもらった日本人は、今までに13名います。
「アメリカンリーグ」 | 「ナショナルリーグ」 |
【ヤンキース】 •伊良部秀輝•松井秀喜 | 【ドジャース】 •大谷翔平•山本由伸 |
【ホワイトソックス】 •井口資仁•高津臣吾 | 【カージナルス】 •田口荘 |
【アストロズ】 •青木宣親 | 【カブス】 •川崎宗則 |
【レッドソックス】 •松坂大輔•岡島秀樹•上原浩治•田澤純一 |
1964年の村上雅則投手(SFジャイアンツ)から、2025年の佐々木朗希(LAドジャース)まで、
メジャーリーグでプレーした日本人選手は75名いますが、個人として活躍しても、
チームが優勝にならないと、MLBチャンピオンリングを手にすることはできません。
MLBチャンピオンリングをイチロー選手はもらえていない!
シアトル・マリナーズなどで大活躍したイチロー選手ですが、
実はチャンピオンリングを手にしていません。
メジャーデビューした2001年にマリナーズはアメリカン・リーグ西地区を制して、ポストシーズンに進出しましたが敗退してワールドシリーズ出場はかなわず……。
翌2002年もワイルドカードで進出しましたが敗退。
それ以降もチームとしてはポストシーズン進出の機会はありませんでした。
メジャーで3000本以上のヒットを打ち、アメリカ野球殿堂入りを果たした
イチロー選手ですら手にすることが出来なかったチャンピオンリング。
メジャーリーグの選手にとって、特別なアイテムであることがわかりますね。
まとめ
MLBのチャンピオンリングは、ワールドシリーズを優勝したその年に、メジャー登録があり在籍している選手、監督、コーチ以下スタッフなどの人たちがもらうことができる指輪です。
MLBのチャンピオンリング1個の値段は、推定価格375万円~600万円の間とされていますが、2024年、ワールドシリーズで優勝したドジャースのチャンピオンリングは、とても豪華と話題です。
今まで日本人で、チャンピオンリングを手にした選手は13名いますが、あのメジャーで3000本以上のヒットを打ったイチロー選手は手にしていません。
チャンピオンリングは中指か薬指につけるそうですが、とても重そうですね。
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